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Aが、Bとの間で、甲マンションの 404 号室を代金 1,500 万円でBに売却
する旨の契約を結んだ場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。
- 1 Aが自己の債務について履行の提供をしたにもかかわらず、Bがその債務の履行を受けることを拒んだときは、Aは、履行の提供をした時からその引渡しをするまで、自己の財産に対するのと同一の注意をもって、404 号室を保存すれば足りる。
- 2 BがAの債務の履行を受けることを拒んだことによって、その履行の費用が増加したときは、その増加額は、Bの負担となる。
- 3 Aが自己の債務について履行の提供をしたにもかかわらず、Bがその債務の履行を受けることを拒んだ場合において、履行の提供があった時以後にAB双方の責めに帰することができない事由によって 404 号室が滅失したときは、Aは、Bに対し、代金の支払を請求することができない。
- 4 Aが自己の債務について履行の提供をしたにもかかわらず、Bがその債務の履行を受けることを拒んだ場合において、履行の提供があった時以後にAB双方の責めに帰することができない事由によって 404 号室が滅失したときは、Bは、Aの債務の履行不能を理由として契約を解除することができない。
正解は…
③
[令和6年 マンション管理士試験 問13]